どうもGultです🍿
今回は〜人生初の試写会〜「BETTER MAN/ベター・マン」についてのレビューと、田舎民によるTOHOシネマズさんデビューの2つについて書いていきたいと思います🌱
人生初の奇跡が起きた日は2025年2月12日の夜ー。
夕飯を食べながら何気なく届いたメールを見ているとそのうちのひとつに試写会当選メールが…!夢かと思いました。しばらくリビングを行ったり来たり。落ち着かなくて何回も当選メールを確認しながらウロウロ×2。横で笑ってる主人に何度「当選した…ッ!」と報告したことか。(晩御飯どきにほんといい迷惑です)
実は2025年は”やりたいことリスト50”を作ってまして、その中の1つが「40.試写会に行く」だったんです。1月に作ったリストですがこんなにも早く叶うとは夢にも思いませんでした泣
【試写会当日】TOHOシネマズが素敵すぎる件
試写会当日。胸を躍らせ、いざTOHOシネマズさんへー。Xの相互さんが投稿していた中に”TOHOシネマズのポップコーンがうまい”というポストを事前に見ていたので、もうそれが楽しみで楽しみで!
到着と同時に早速購入✨⇩
- シネマイク 〜トリュフソルト&バター味〜 🍿
実際食べてみましたが、もうまず箱がかわいすぎませんかシネマイク!洋画好きの心をくすぐってきます🥺💖もちろん味も箱に負けず劣らず!トリュフの香り高い風味に絶妙にマッチするバターたち…1番大事であろう塩味も◎で自分史上最高レベルのポップコーンでした👏あまりに美味しすぎて上映開始前に残りのポップコーンは1/3以下となっておりました笑 教えてくれた相互さんに大感謝です🙏
他にもTOHOシネマズさんはフードメニューがとっても豊富で、1回だけじゃ楽しみきれずまた行く機会を見つけて食べにいきt…いや、また映画を観にいきたいと思います!!笑

もうひとつ…TOHOシネマズさんに初めて行ってみて印象深かったものが
”シネマチャンネル”
座席に着くと明るいまま急に映像が始まり、「ん?上映前の注意事項かな?」と思ってみてたら今後公開予定の映画の見どころ紹介がスタート。なんとなんと実際の俳優さんのコメントや裏方さんのコメントなどの制作秘話まで流れるではありませんか!!ええええぇ、なんて贅沢なんだ・・・
試写会当日は3/7公開の『ウィキッド』の制作秘話や見どころをナビゲーターの方が紹介されてました。今まで行ってた映画館は予告が流れるのが当たり前で、”ナビゲーターの方が紹介してくれる映画館がある”ということすら知りませんでした。こんな素敵な時間があるなんてTOHOシネマズさん最高すぎます・・・泣(田舎民大歓喜)
BETTER MAN/ベター・マン
さていよいよ本題に。本作『BETTER MAN』は、あの衝撃的で感動的なミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』を手がけたマイケル・グレイシー監督が作り上げる最新作ミュージカル映画。もうそれだけでワクワクしますよね✨前作も攻めた作品ではありましたが、今回の作品もまた中々に攻めております笑
今回はなんと、世界的スターを”猿”として描く!!?!
初めて予告をみた時は映像が衝撃的すぎて、「これは本当に実在の人の物語なのか?それともファンタジー風に改変した物語なのか?え、、なんだ…?」などと考えてるうちに予告が終わりました笑
きっとたくさんの人が”なんで?どういうことだ?大丈夫なのか?”と思ったことでしょう。安心してください。その答えは『BETTER MAN』公式サイトにありました。
伝説のポップスターをサルとして描く
マイケル・グレイシー監督
『グレイテスト・ショーマン』を製作していた時、主人公のP・T・バーナムを演じるヒュー・ジャックマンが『ロビー・ウィリアムスのように!』と何度もその名前を引き合いに出して演技をしていました。
https://betterman-movie.jp/
その後ロビーと友人になった私は、素晴らしい物語を愛する者のひとりとして、
ロビーは天性のストーリーテラーであるだけでなく、とてつもないエピソードをいくつも持っている彼の半生を描いたミュージカルを作りたいと思ったんです。
この映画はあくなき夢を追い求めるなかで、愛されると同時に常に他人の目にさらされる
つらさに苦悩するひとりの人間の復活の物語です。
そして私たちから見るロビーの姿でなく、『僕はサルのように踊っている』と
自らを“パフォーミング・モンキー”と捉えている彼の視点から描くべきだと考えました。
不完全で、矛盾に満ち、それでいて輝きを放つ彼の本当の姿を明らかにしているのです。
マイケル・グレイシー監督このコメントを見て、改めて映画監督というお仕事はイマジネーションの世界でできているんだなぁとしみじみ。。
常人には到底及ばない想像力を持ってるが故に『グレイテスト・ショーマン』や『BETTER MAN/ベター・マン』のような、ワクワクと感動が織り混ざった名作を生み出せるんですね✨

あらすじ
世界的歌手であるロビー・ウィリアムス(以下「RW」と称する)の波瀾万丈な人生をもとに描かれた伝記映画。10代にして華やかな世界に飛び込むことになったRWが世界中から注目を浴び、認められ愛される日々を過ごす反面、周囲の目が常に付きまとい違和感を感じる自分とのギャップに葛藤、苦悩する。次第にRWは友人や家族、仲間たちとの関係までもが崩れていき絶望の淵に立たされることに・・・。そんなどん底の中、彼が見つけた”答え”とはー。
個人的見どころ-TOP3-
①楽曲「Rock DJ」が流れるストリートでのミュージカルシーン
このシーンは本当に圧巻で、楽しすぎて笑顔と涙が同時に込み上げてくるくらいミュージカル好きにブッ刺さる最高のシーンです。個人的にはこのシーンの為にもう一度映画館に足を運びたいほど推してます。いきなりですが、曲の盛り上がりってあるじゃないですか。ここではそれが想像の倍、いや、それ以上あります。しかもしつこくなくて、むしろずっとピーク。
このシーンが一生終わらないでほしいと本気で思いました。
②RWとおばあちゃんとの関係性
これは泣きました。おばあちゃんが素敵すぎます。もうね、”THEおばあちゃん”って感じですごく身近に感じるんです。私自身、2年ほど前に大好きなおばあちゃんを亡くしてまして、スクリーンに映る”RWを優しく包み込んでくれるおばあちゃん”の姿が祖母と重なりボロボロ…泣
”RW×おばあちゃん”、この2人の関係性に皆さんもきっと涙することでしょう。
③人前に立つことが大好きな父との距離感〜ラストシーン
おばあちゃんと同じく目が離せないのが”RW×お父さん”との関係性です。
これまた複雑なんですよね…。この2人の関係性は物語の要となってると言っても過言ではありません。
予告でもあるように幼少期のRWとお父さんが2人で歌うシーンはとても印象的で
物語の始まりの部分でもあり、ラストシーンまで頭を離れることはありませんでした。
RWと父、2人の行き着く答えをぜひ劇場で確かめてみてください。
鑑賞前に押さえておきたいポイント
・PG12指定のミュージカル作品
・コミカルな予告とは裏腹、少し重ためな題材
・アカデミー賞 視覚効果賞ノミネート、その他数々の賞を受賞
自分自身、予告をみて「グレショの監督!?ワクワクしたい!」と思って応募〜鑑賞に至ったわけですが、実際鑑賞してみると意外にも題材が重ためな印象を持ちました。
ワクワクできるシーンはもちろんあるのですが、ミュージカルシーンを(いい意味で)素直に楽しめないシーンもいくつかありましたね。これは主人公に感情移入してしまうほど演出が巧妙だったからに思います。なので全体的にワクワクしてPOPなミュージカルをイメージしていくと違和感がある方もいるかもしれませんので前情報として置いておきます。
さらにPG12ということで、言葉使いの荒さや麻薬の乱用などのシーンも多く、苦手な方は観ていて少し辛いかもしれません。彼の人生はそれほど想像を絶するものでリアルに忠実に描かれているが故の表現のように感じました。
本作は『アカデミー賞視覚効果賞』にもノミネートされました👏
その他にもオーストラリア・アカデミー賞にて最多9部門の受賞👑
<受賞一覧> ・最優秀作品賞 ・最優秀監督賞(マイケル・グレイシー監督) ・最優秀主演男優賞(ジョノ・デイビス) ・最優秀助演男優賞(デイモン・ヘリマン) ・最優秀脚本賞 ・最優秀編集賞 ・最優秀作曲賞 ・最優秀視覚効果賞 ・最優秀キャスティング賞
最後に・・・
実在する人物をサルとして描いた挑戦的な本作は、試写会後のレビューを見ているとやはり感じ方や捉え方は賛否分かれてるなぁと感じました。
私の率直な感想としては、曲がすごく好みで演出も面白かった反面、ストーリー自体は正直忙しさを感じたり、シーンがあちこち飛ぶことが多いので現在地が行方不明になりそうになる時はありました笑
ただ”サル”として描かれてるという点に関しては、個人的にはあまり気にならずむしろ技術の進化に関心してました。そして何より”サル”として描かれている主人公は他の誰よりも”人間”の様に感じ、その矛盾がむしろ面白かったです。”性格がクズすぎる…!”そんな意見もチラチラ見かけましたが個人的にはそれすら人間らしくて良いなって楽しみながら見てました笑
見どころでもお伝えした「Rock DJ」のストリートシーン、これは本当に最高すぎてミュージカル好きならこれだけを観るために行く価値があると私は思います🕺✨
ご拝読くださりありがとうございました🙏
最後にひとこと…
<<本物のRW、イケメンすぎて惚れる>>
作品情報
作品名:BETTER MAN/ベター・マン
上映年:2025年
上映時間:131分
ジャンル:ドラマ/音楽/伝記
制作国:オーストラリア/アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
コメント